milk21.cocolog-nifty.com > 明延鉱山とともに

01_img_0151

01_img_0151

生野鉱山の入り口に展示されている明延の1円電車「あおば」号である。
これは鉱石を積む車両側で、「あおば」号はその先に連結されている。
生野鉱山を訪れる人は多いが、展示されている1円電車まで足を運ぶ人は少ない。


02_img_0147

02_img_0147

1円電車「あおば」号を牽引した電機である。
この狭い運転室によく入れたものだと思った。
こんな鉄道が今も走っていたら、乗ってみたいものだ。


03_img_0148

03_img_0148

1円電車「あおば」号の車体である。
これは電車ではなく客車だが、細かいことは言わず電車でもいいだろう。
この鮮やかな塗りわけは当時のままなのだろうか。よく似合っているように思う。
車内へ入ることもでき、この車両の狭さを体験できる。


04_img_0155

04_img_0155

「あおば」号に連結されていた運搬車である。荷物でも載せたのだろうか。
引き戸がなぜか、ロバのパン屋を思い出させる。
この車両も鮮やかな配色だ。
車輪の感覚が狭く、ひっくり返らないのか。走行の安定性に不安を抱かせる車両だ。


05_sany0688

05_sany0688

これからは明延地区の広場に展示されていた1円電車群である。
谷あいにあり、行ったときは一部で土砂の流出があったのか、展示車両の数両が足元を土砂に覆われていた。
これはバッテリー機関車だろうか。シンプルな構造だ。


06_sany0689

06_sany0689

構内の作業員搬送用車両と思われる。
これも土砂に埋まっている。
かなり小さな車両で、最近の体格の良い人は鉱山では働けないなと思わせるくらい小さい。


07_sany0690

07_sany0690

このボンネット方のユーモラスな車両は「しろがね」号である。
これは、モーターも付いており時速6km/h、牽引力228kg、出力3.75kwというデータがある。明延鉱山工作課による自社製作のものである。


08_sany0691

08_sany0691

これは客車専用の「あかがね」号である。
写真ではわかりづらいが、前輪と後輪では大きさが異なっている。
重量3トン、走行9.5km/h、牽引力340kg、出力8.95kwというデータがある。
これも明延鉱山工作課製作の自社製品である。


09_sany0694

09_sany0694

鉱石や作業員の輸送に活躍した架線式電機機関車である。
これは1号機で、2号機と前後を挟んでプッシュプルの運転をしていたようだ。

せっかくだから詳しく書くと、ここの機関車は、用途によって4トンから10トンまであり、線路の規格も762mmと500mmの2種類があった。鉱山全体では18両もの電気機関車があったと記録されているという。
鉱石の運搬には、10トンの電気機関車と5トンのグランビー鉱車30両の前後を機関車が挟んで、選鉱場のあった神子畑までの6kmを運んでいた。


10_sany0697

10_sany0697

鉱車とともに連結された荷物車と思しき車両。
連結機が大変面白い。
車軸間が狭く、これで大丈夫かいなと思ってしまう。


11_sany0698

11_sany0698

鉱石を積んで運んだ鉱車。
頑丈そうなつくりとなっている。